自分と向き合い、今の道へ
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学生時代から広告・出版業界に興味があり、就活もそうした業界を中心に受けていました。しかし、さまざまな企業を受けていくなかで、クリエイティブよりも誰かをサポートする仕事の方が向いていると感じて。そうしたタイミングで、就活を支援しているエージェントから「こんな働き方があるよ」と当社を紹介されました。これなら広告業界や企業を人材面からサポートでき、いい経験になるなと。面接を受けてみると社員が凄くいい人で、こんな人たちと働きたいと思い入社を決めました。
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自分もコピーライター志望で就活をしていて、OB訪問でクリエイターに話を聞く機会があったのですが。「この人たちには、アイデアで勝てない」とそのとき挫折を味わって、それなら外側から広告業界を盛り上げようと思い、当社を受けました。
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広告業界志望で就活をしていた社員は多いですね。自分の場合はそれに加え、九州出身なので地元で働くか上京するかで悩んでいました。当社の最終面接後に地方出身の営業本部長と社員の方から、どんな働き方をしているか教えてもらい、安心したのを覚えています。入社してみると同期が5人いたのですが、自分以外は関東出身だったという(笑)。
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入社前研修のとき、S.Sさんがリュックを背負って大荷物で来たのを覚えていますよ。当時はコロナ前だったこともあり、入社前の顔合わせや研修が終わった後に、よく飲みに行っていました。
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入社後も毎週飲みに行ってたよね。特に新卒のころは、毎週金曜日は必ず。
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熱海とかに旅行もしたよね。こたつに入りながら、みかんを食べていた記憶がある。
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年始に旅行で鎌倉に行って、仕事始めの前日までみんなで一緒にいたこともあります。「あー明日から仕事だ!」って。
社会の変化に対応できる、
行動力を
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さまざまなことを経験してきましたが、コロナ禍によって広告業界が売り手市場から買い手市場に、ガラッと変わったのは強烈でしたね。現在は採用も活発になってきましたが、当時はどの企業も採用をストップしていて。いつあのような状況になっても対応できるよう、市場に対してより敏感になりました。
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求職者との関わり方も変わりましたね。転職に関する相談も以前は対面でしたが、電話やWeb面談が主流になりました。スケジュール調整がかなり柔軟になったので、結果的に良い変化となりました。これからもこのやり方が、スタンダードになっていくでしょう。
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最近では結果を出すために、一歩先の提案を意識するようになりました。どんなに話が上手であっても、行動がなければゼロです。たとえば商談が終わったあとに、担当者にお願いして社長に挨拶をしに行ってみる。そこで「担当のM.Mです。採用決定までサポートしますので、よろしくお願いします」と言うだけで、相手の信頼度も変わってくる。自分で考え、行動して、道を切り拓くことが大切ですね。
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たしかに行動はとても大切です。仕事を通して感じたのは、「最終的に決めるのは、企業と求職者」ということ。そのなかで私たちができることは、両者にとって有益な情報をいかに提供するかに尽きるかと思います。そのために行動していかなくてはなりません。
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1年目の終わりに、上司のサポートなしで企業に提案をすることになり。緊張のあまり、まったく上手くいかず、上司から注意されたことがありました。それからは準備を徹底的にしようと、家でも話の流れなどを練習するように。そういった行動があったからこそ、今では採用計画といった、企業経営に関わる部分まで相談を受けられるようになったと思っています。
同期がいるから今がある。
これからがある
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同期を一言で表すと「精神的な支え」ですね。やっぱり仕事の悩みなどは、家族や友人より細かい部分までわかってくれる同期に話した方がスッキリします。入社2年目から2022年の3月まで大阪にある関西本部にいたのですが、何かあれば連絡を取り合っていました。
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入社4年目以下が参加する若手研修の立ち上げや、2022年卒の新卒採用プロジェクトをこの代の同期で進めていたのですが。会議がひと段落したら、誰ともなく「ちょっと聞いてよ」と近況報告をしていましたね。
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若手研修はゼロからのスタートだったので、資料も何もなく。そもそもどんな研修にするかといった内容から考えたので、とても大変でしたね。でも同期がいたから、なんとか形にできました。
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これから入社する方も、きっと何でも話し合える同期や同世代の社員ができると思います。今はオンラインでのコミュニケーションが主流で、対面でのコミュニケーションが少ないので、質問することに慣れていなかったり、気が引けたりするかもしれません。ですが、先輩・上司に何か聞かれて嫌な顔をする人はいません。遠慮せず何でも話してほしいですね。
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就活をしながら「これだけは譲れない」という、大切にしていることがあると思います。もしその部分と当社がマッチするのであれば、まずは応募してみてください。制度や環境面で改善できる部分が、まだまだあると思いますので、一緒により良い会社にしていきましょう。
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変化の激しい世の中で、どの業界も「将来はこうなる」といった予想が難しい状況です。ご自身の将来を考えたときに、マスメディアンが必要だと思ったら入社してほしいと思っています。
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みなさんにとって納得いく企業が見つかることを、祈っています。それが当社なら、うれしいです。体力も時間も使って大変だと思いますが、健康第一で焦らずに頑張ってください。